【読むべき!】「夢と金」レビュー

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こんにちは。「旦那」の方です。今日は「夢と金」という本についてレビューしていきます。

基本情報

「夢と金」の基本情報を書いていきます!

作者はお笑い芸人「キングコングの西野亮廣」さんです。

皆さんご存知だと思いますが、お笑い芸人でYoutuberの梶原さんとコンビを組んでおり

今は起業家、経営者、作家などで活躍されている方です。

私たち世代は「はねるのトびら」の印象が強いですね。

正直、「西野嫌い」とか「宗教みたい」とか思う方もいるかもしれませんが、

「お金」について確実にあなたたちよりも西野さんの方が詳しいと思うので、

そんなちんけなプライドは捨ててぜひ見てみてください。

「夢か金か」ではなく「夢と金」

まえがきにも書いているのですが、大人は「夢か金」か選びなさいというようなニュアンスで

子供に将来の話をしたりするイメージがあります。

しかし夢と金は相反関係になく、お金が尽きれば夢も尽きてしまうというのが現実です。

そのためにも子供のころから、そして大人が子供のためにお金の勉強をしないといけないと思います。

まえがきは無料で試し読みができますのでぜひ見てください!

試し読みはこちら!

「貯金」「投資」「借金」

日本人は「貯金」「投資」「借金」で悪い順番に並べてくださいと言われたら、

「借金」「投資」「貯金」の順番に並べる人が多いでしょう。

しかし西野さんは分かりやすく、これが間違いだと説明してくれています。

例えばお母さんに毎日食器洗いをしたら100円もらえるとします。

1年続けていけば36,500円になりますね。これが「貯金」です。

では次に食器洗いをして毎日100円もらい、100日目で10,000円の食器洗浄機を買います。

そして101日目以降は食器洗浄機に洗ってもらいます。これでも100円は入ります。

すると残り235日は食器洗浄機が働いてくれるので26,500円になります。そして食器を洗わなくていい時間にお父さんの肩もみをして100円もらいます。すると、26,500円もらえるので、お父さんとお母さん二人からもらって、年間53,000円になりました。

これが「投資」です。貯金よりももらえる金額が増えました。

食器洗浄機を「投資」するということです。いかに自分が働かないかが大事になります。

最後に初日にお母さんに10,000円貸してもらい食器洗浄機を買います。

1年間で36,500円になりますが、食器洗浄機を買った10,000円を返して、こちらは先程と同じ26,500円です。

しかしお父さんの肩もみを初日からできるのです。こちらは36,500円になります。

すると年間で63,000円になります。これが「借金」して「投資」です。

「借金」にはいい借金と悪い借金があります。浪費に使うための借金は悪い借金です。

浪費とは何も残らないものを買うことですね。

日本人のほとんどが「貯金」をしてお金が増えないでいます。

このからくりに気づいて少しでもお金の勉強をしてください!

若いころの努力は一生もの

貧富の差はなぜ生まれるのかを分かりやすく解説してくれています。

例えば二人でコイントスゲームをします。A君は表が出れば勝ち、B君は裏が出れば勝ち。

持ち金は1,000円で掛け金は持ち金の20%まで!

勝者が敗者から20%もらえるゲームです。

1回戦、表が出てA君が勝ちました。20%入ってくるので、A君は1,200円、B君は800円になります。

2回戦、A君は掛け金が240円になります。持ち金の20%なので1,200円の20%だからです。

B君は800円の20%なので160円です。

B君が勝ちました。A君は160円負けで1,040円、B君は160円プラスで960円。

勝率が50%なのに差ができてしまいます。

要は先に勝った人が勝ち続けるということです。

20代での努力は一生取り返せません。20代で努力していない人に30代でチャンスが回ってきませんし、チャンスを上げようと誰も思いません。

これを言語化できているのがすごいと思いました。

VIP席

日本でVIP席などを準備するとすぐに「銭ゲバだ」とか「金の亡者だ」と言ってくる人たちがいます。

しかしJALのボーイング777の東京-ニューヨーク間の値段を調べてみると全部で244席くらいああり、内訳がエコノミー席147席、プレエコノミー席が40席ぐらいです。ビジネスクラスが47席くらいで、ファーストクラスが8席という内訳のようです。

では値段はどれくらいかというと、東京-NY間の片道で、エコノミー席が20万円。エコノミーよりいい席が30万。ビジネスクラスが70万。ファーストクラスになってくると150万くらいです。

このチケットが完売したとしたら約1億円になります。

ということは1億円ないと飛行機は飛べないということです。

では日本人価値観で全てエコノミーにしてみます。

ファーストクラスを全部抜き、場所をとるビジネスクラスも全部抜いて、そこにエコノミー席全部敷き詰めると、だいたい340席くらい置ける。つまり、「プラス100人多く乗せることができる」ということです。

こにエコノミー席の値段、20万かけると、チケット全部売れたらだいたい7,500万くらいになる。つまり、完売しても2,500万円くらいショートする。となるとこの2,500万円を、340席で追加で分担、負担しないといけない。1人頭の追加負担額はいくらかっていうと、プラス約7万円くらいになります。

エコノミー席はファーストクラスの方たちのおかげで安く乗れているのです。

それなのに「ファーストクラスに乗っているやつらは気に入らない」と舌打ちしていませんか?

これからは「ありがとうございます。」とあいさつして乗りましょう(笑)

子供のために

私は色々な人にお金の話をしたりするのですが、若い人たちではなく、30代以上の方たちには一貫して「子供のために勉強しよう」と言います。

あなたが今お金持ちではないのは親が勉強していなかったから。

それをまたあなたの子供にも同じ目に遭わせるのでしょうか?

私たちの代で止めましょう。

日本のお金の6割は60歳以上が持っているそうです。

若い人達はお金を持っていなくて当然です。

あなたが勉強して親に伝えましょう。親のお金で一族が幸せになりましょう。

国は助けてくれません。

夢と金 [ 西野 亮廣 ]価格:1650円

結構すぐに読めるのでおすすめです!ぜひ見てみてください。

また西野さんの本ですでに読んだ本もご紹介します。

【中古】 革命のファンファーレ 現代のお金と広告/西野亮廣(著者)価格:220円
新世界 [ 西野 亮廣 ]価格:1527円

どれも読みやすいのでぜひ!

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